おでんは、冬の寒い時期になると食べたくなる鍋料理の一つですよね。
美味しいからといって食べ過ぎてしまうこともあるかもしれませんが、脂肪を蓄えやすい冬の時期なので、おでんのカロリーや栄養が気になりますよね。
この記事では、おでんがダイエット向きなのか、カロリーや栄養について解説していきます。
記事の内容
おでんの代表的な栄養素と成分は?
たんぱく質
これらの主な原料は魚肉ですが、魚肉には肉に劣らないほどの消化がしやすい良質なたんぱく質が含まれています。
人間のカラダの中で、皮膚や筋肉などは主にたんぱく質で構成されていますが、現代では自ら意識してたんぱく質を摂らないと、不足しやすいですよね。
また、ダイエットをする際には、たんぱく質の摂取が不可欠だと言われています。
たんぱく質が不足すると、筋肉量や基礎代謝が低下し、脂肪の分解にも支障が出るので、ダイエットの妨げになります。
食物繊維
食物繊維は、体内に入ると水分を吸収して膨らみ胃で消化されない性質を持ち、消化器官へと進んでそのまま排泄されます。
また、食物繊維には食べ過ぎ防止や腸内にたまっている便も一緒に排泄してくれますので、便秘の解消にも役立ちます。
イソフラボンや大豆サポニン
これらのおでん具材は豆腐から出来ており、豆腐の原料である大豆は畑の肉と言われているほど良質なたんぱく質を多く含んでいます。
また、ビタミンやミネラルなどの栄養素と、イソフラボンや大豆サポニンなどの成分も含まれています。
特に、大豆に含まれるイソフラボンは女性のホルモンバランスを調整し、皮膚の代謝を促進してハリのある美しい肌に再生してくれます。
そして、大豆サポニンはコレステロールの吸収を抑制する作用もあるので、ダイエットに最適です。
おでんの気になるカロリーは?
おでんの基本的なカロリー
以下に、おでん具材の基本的なカロリーの目安をまとめました↓↓↓
おでん具材のカロリー(50gあたり)
このように、練り物の具材になると多少カロリーが高めの傾向ですので、食べ過ぎには気を付けたいですよね。
ダイエット向きな低カロリーのおでん具材
なぜ低カロリーなのか、以下にまとめました↓↓↓
こんにゃくこんにゃくは、全体の95%以上が水分で出来ているので、ほとんどカロリーがありません。
カロリーが少ないのにお腹にたまりやすく、しっかりと噛むことで満腹中枢を刺激し、少量のこんにゃくでも満腹感を得られるので、ダイエットには最適です。
大根も全体の95%以上が水分で出来ているので、ほとんどカロリーがありません。
大根は野菜の中でもカロリーが少なく、脂質もほとんど含まれないので食べ過ぎても、たいしたカロリーにはならないです。
おでんの味付けが濃すぎたりする場合は、大根以外でカロリーを摂取してしまいがちなので注意したいですね。
また、食物繊維も豊富ですので、便秘の解消にもつながりダイエット効果に期待がもてます。
おでんダイエットをする際に注意したいポイントとは?
油で揚げている具材は選ばない
おでんの具材には油で揚げているものも多く、その中にはたんぱく質や健康に良い栄養素が豊富に含まれている場合もあるので、ダイエットの際に食べてはいけないこともないです。
ただ、一般的にダイエットをする際には、揚げているものはあまりオススメしませんので、油で揚げていないこんにゃくや大根、昆布巻きやちくわなどの具材を選ぶようにしましょう。
つゆは残すようにする
大根や練り物などはつゆを吸収しやすく、長時間煮込まれているおでんは具材につゆがよく染み込んでいます。
あったかいつゆを飲むとカラダが温まり、美味しいのでお腹を満たすために飲み干したくなりますが、塩分の取り過ぎになってしまうので気をつけましょう。
おでん具材の他に野菜も一緒に食べる
おでんは練り物や油で揚げている具材が多く、野菜といえば大根くらいしか入っていないので、必然的に野菜の摂取が不足してしまいます。
そのため、ビタミンなどの栄養素が不足しやすいので、おでんを食べる際は野菜も一緒にとるように心がけたいですね。
おでんはダイエット向き!?気になるカロリーや栄養はあるの?のまとめ
おでんのカロリーや栄養がどれくらいなのか参考になりましたでしょうか?
ダイエットには色々な方法がありますが、おでんダイエットなら美味しく食べながら続けられそうですね。
ダイエットのためにおでんをたくさん準備している人も、できる限りおでんを長持ちさせたいと思うのではないでしょうか。
おでんの保存方法についてもう少し知りたい人は、以下の記事も合わせて見てみてください↓↓↓
>>おでんの保存方法は?作りおきしたおでんを長持ちさせるコツ!
また、おでんは栄養素に偏りがあるので、低カロリーのおでん具材とともに野菜や果物なども組み合わせて、バランス良く食べましょう。