まだ残暑が続きますが、突き刺さるような真夏も峠を越え、朝方になると、少し涼しい感じが秋を感じさせますね。
そこで、秋といえば「食欲の秋」という言葉があるように、真夏は思ったよりも食欲が減退してしまい、余り食べられなかったり、そこまで量を食べられなかったりしますが、暑さも和らいでくると、自然と食べ物が欲しくなる頃が秋ですよね。
また、「味覚の秋」と言われるだけあって、美味しいものがたくさんお店などに出回ると、旬の食材に目がいってしまい、食欲を増進させられます。
このように旬の食材が市場に並べられているのを見ると、秋だなぁと感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで、多くの人がお店や広告等で、どの食材を見ると秋を最も感じさせられるのか。
この記事では、その旬の食材を3つご紹介すると共に、その食材たちの賢い選び方について解説していきます。
記事の内容
3番人気:栗
栗はとても季節感を感じさせてくれる食材として、料理を引き立ててくれます。
また、スイーツの食材としても、欠かせない存在になっています。
そもそも、栗は栗ご飯のような料理からモンブランといったスイーツまで用途が広いですが、野菜なのか果物なのか、どのジャンルに入れて良いのか迷います。
実は、栗は果物の部類に入るのです。
なので、スイーツとしても成り立つワケですね。
美味しい栗の選び方
栗の全体に丸みがあり、鬼皮に張りや光沢があるかを見分ける栗を見分ける時のコツは、平べったい栗より表面の固い鬼皮が固く張りがあり、艶が多い光沢があるかを見分けます。
また、両側に挟まれた平べったい栗より、ふっくらと丸みがあるものを選ぶと良いです。
栗に黒っぽい傷や小さな穴が開いていないかを見分ける
栗に小さい丸い穴などが開いていた場合は、栗の中に虫が入っている可能性がありますので、穴が開いていないものを選ぶと良いです。
また、栗に傷が付いていたり、傷ついた所が黒ずんでいるものなども選ばないようにしてください。
栗の重みを感じるものを見分ける
栗を選ぶ際、手に持った時にずっしりと重みがあるものを選んでください。
栗を収穫した後にある程度の時間が経ったものは、全体的に乾燥し実が小さくなり軽くなってしまいます。
また、栗の成長過程において十分に栄養が回っておらず、実が育っていない場合もありますので、栗が重いかを確かめて選んでください。
2番人気:松茸
手軽に買えるものではないですが、この秋くらいは、ちょっぴり贅沢に奮発したいところです。
しかし、やはり高級品なだけあって、買ってから失敗!?なんてことは、したくないものです。
なので、以下は買う前にちょっとした選び方のコツについて触れたいと思います↓↓↓
損しない松茸の選び方
松茸の傘を見て、つぼみの大きさで見分けるまずは松茸のつぼみを見て頂きたいのですが、傘のように開いていない松茸が最高に良い松茸です。
この松茸のことを「つぼみ松茸」と呼んでいます。
また、少しだけ傘が開いている「中つぼみ松茸」も次いで良い評価がされています。
そして、完全に傘が開き切っている「開き松茸」がありますが、つぼみ松茸と中つぼみ松茸に比べると、価値は下がります。
ただ、このような松茸は、松茸ご飯として適していますので、松茸によって料理を変えてみてもいいかもしれないですね。
松茸を見た目だけで美味しいかを見極める
味を見ることなく、 美味しそうな松茸を見極めるコツは4つあります。
まずは軸を見てもらい、触ってみて固いかどうかを確認してください。
太くて弾力のあるものを選ぶと良いです。
この軸が柔らかいと、食感の感動も少ないかもしれませんし、もしかすると虫食いの可能性があるため、しっかりと確認しておきたいところです。
次に松茸のつぼみを見て、開き切っていない松茸を選んでください。
松茸は、つぼみが開き切ってしまうと、2日から3日ほどで松茸特有の香りが消えてしまいます。
そして、つぼみの裏側を見て、ちゃんと白くなっていて、汚れもなく均等に揃っているかを確認してください。
最後に、全体を見て乾燥していないか、特に表面の湿り具合を確認しておきましょう。
松茸はほとんどの場合、乾いていると香りが弱い傾向にあります。
せっかく香りを楽しみにしていたのに、匂いが全くないというのは悲し過ぎますよね。
なので、美味しい松茸を選ぶ際には、全体、軸、つぼみの裏側、香りの4カ所を気をつけてください。
1番人気:秋刀魚(さんま)
名前に「秋」を使ってしまうほど、秋魚として有名で、手頃に買えることで人気を集めています。
水揚げ量によって金額の変動はありますが、平均的には消費者にとって気軽に買えるところも魅力の一つですね。
鮮度の良い秋刀魚を見分けるために、ちょっとしたポイントをお伝えします↓↓↓
鮮度の良い秋刀魚の選び方
目に注目する黒目の周りに濁りがなく、透明で澄んでいて、なおかつ、赤くなっていない秋刀魚は新鮮です。
口先の色を見る
秋刀魚は生きている時は口先の色は黄色ですが、デリケートなため、水揚げされる時に死んでしまうことが多いそうで、時間の経過とともに、どんどんと黄色が抜けていきます。
なので、黄色が残っていれば、脂も乗っていて鮮度があることが分かります。
全体の状態を見る
まず、頭から背中にかけて盛り上がりがあり、厚みがあって肉付きの良い秋刀魚の方が脂が乗っています。
そして、秋刀魚の尻尾を掴んでみて、刀のように真っ直ぐかを確認して、一直線になる秋刀魚なら新鮮と言えます。
また、魚は傷んでくると内臓から悪くなり、内臓の部分が柔らかくなるので、腹の部分を軽く指で押した時にハリがあり固い秋刀魚でしたら、鮮度があり安心です。
秋の味覚人気ランキング!旬な食べ物の賢い選び方とは?のまとめ
秋の味覚人気ランキングや旬な食べ物の賢い選び方について参考になりましたでしょうか?
食卓には欠かせない秋の食材ですが、リーズナブルで消費者にとって強い味方の旬の食材は他にもまだたくさんあります。
他にも秋の味覚を紹介している記事がありますので、もう少し知りたい方は以下も合わせて見てみてください↓↓↓
>>秋の味覚!旬な柿の栄養と効能とは?柿は食べ過ぎると良くないの!?
これを機に、賢い食材の選び方を幅広く知り、より一層美味しい秋の味覚をいただいてみてはいかがでしょうか。