秋の味覚

秋野菜で夏バテ解消!?食べておきたい旬の秋野菜3選とは?

投稿日:2019年9月12日 更新日:

秋野菜で夏バテ解消!?食べておきたい旬の秋野菜3選とは?

秋と言えども、まだまだ暑い日もあリますが、夏の疲れが解消されないまま秋を迎える人も多いのではないでしょうか。

「食欲の秋」と言われる秋には、市場にたくさん美味しい物が出回り始め、食欲も回復してきますので、美味しい秋の味覚を食べて夏の疲れた身体をリセットしたいですね。

この記事では、秋野菜の種類や食べておきたい旬の秋野菜3選をご紹介していきます。

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秋野菜の特徴とは?

秋野菜の特徴とは?

秋野菜の特徴とは、夏の疲労を回復させ、身体の腸内環境を整えることで、肌荒れなどを改善すると言われています。

夏野菜は、色鮮やかでみずみずしいものが多いですが、秋になると芋類や根菜類、きのこ類などの繊維質がたくさんある種類の野菜が旬を迎え、市場に流通し出します。

また、秋野菜は栄養素も豊富ですので、身体の調子を整えるために、しっかりと栄養補給をしていきましょう。
 

秋野菜の種類とは?

秋野菜の種類とは?

 根菜類(芋類編) 
さつまいも、じゃがいも、里芋、長芋、
山和芋

 

 きのこ類 
舞たけ、マッシュルーム、しいたけ、
しめじ

 

 根菜類 
ごぼう、にんじん、れんこん

 

 花菜類・葉菜類 
カリフラワー、ブロッコリー、春菊、
チンゲン菜

 

 茎菜類 
タマネギ
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なぜ?秋野菜で夏バテ解消できるの?

秋野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれており、夏バテした胃腸を回復させる役割をします。

秋野菜の中でも、里芋などのヌメりがあるものは、胃腸の粘膜を保護する役目があり、食物の消化を助け吸収能力を高める作用があります。

そして、消化吸収率が上がると、身体の細部に栄養が届きやすくなります。

また、さつまいもやごぼうなどには食物繊維が多く含まれ、便秘や腸内環境を整えてくれるので、体質改善へのサポートをしてくれます。

秋野菜は、このような働きをしてくれるので、身体を整え夏バテした胃腸も回復させてくれるのですね。
 

真夏に疲れた身体を秋野菜でケアしよう

冷房の効き過ぎた室内と暑い外との温度差に、体力は消費し身体がついて行けず自律神経が乱れたり、胃腸を冷やしてしまうものを摂取したりと、身体が疲れてしまっているので、身体に優しい秋野菜でケアしましょう。
 

食べておきたい旬の秋野菜3選とは?

さつまいも

さつまいも

さつまいもは秋野菜の中でも、色々な料理からスイーツまで幅広く活躍する野菜です。

しかも、腹持ちも良くビタミンCも豊富ですので、季節の変わり目の秋には風邪引きの予防にも最適です。

以下に、さつまいもの栄養素をまとめました↓↓↓

 三大栄養素(100gあたり) 
  • 炭水化物:31.5g
  • 脂質:0.2g
  • タンパク質:1.2g
  •  

     主要栄養成分【ビタミン】(100gあたり) 
  • ビタミンA:2μg
    ※1μg(マイクログラム)=0.001mg(ミリグラム)
  • ビタミンB1:0.11mg
  • ビタミンB2:0.03mg
  • ビタミンB6:0.28mg
  • ビタミンC:29mg
  • ビタミンE:1.6mg
  • ナイアシン:0.8mg
  • 葉酸:49μg
  • パントテン酸:0.96mg
  • ビオチン:4μg
  •  

     主要栄養成分【ミネラル】(100gあたり) 
  • カリウム:470mg
  • カルシウム:40mg
  • マグネシウム:25mg
  • ナトリウム:4mg
  • リン:46mg
  • 鉄:0.7mg
  • 亜鉛:0.2mg
  • 銅:0.18mg
  • マンガン:0.44mg
  • ヨウ素:1μg
  • クロム:2μg
  • モリブデン:4μg
  •  

     【その他】(100gあたり) 
  • 食物繊維:2.3g
  •  

     【アミノ酸】(100gあたり) 
  • イソロイシン:50mg
  • ロイシン:74mg
  • リシン(リジン):57mg
  • 含硫アミノ酸:44mg
  • 芳香族アミノ酸:91mg
  • トレオニン(スレオニン):69mg
  • トリプトファン:15mg
  • バリン:71mg
  • ヒスチジン:26mg
  • アルギニン:41mg
  • アラニン:72mg
  • アスパラギン酸:240mg
  • グルタミン酸:130mg
  • グリシン:51mg
  • プロリン:45mg
  • セリン:67mg
  •  

     【脂肪酸】(100gあたり) 
  • 飽和脂肪酸:0.03g
  • 多価不飽和脂肪酸:0.06g
  • n-3系 多価不飽和:0.01g
  • n-6系 多価不飽和:0.05g
  • 18:1 オレイン酸:2mg
  • 18:2 n-6 リノール酸:51mg
  • 18:3 n-3 α-リノレン酸:7mg
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     【効果や効能】 

    通常、ビタミンCは熱に弱く壊れやすいのですが、芋のでんぷんに保護され、熱によって壊されずビタミンCを摂取でき、定期的に食べ続けると便秘の予防に繋がります。

    さつまいもは繊維質が豊富ですので、腸内環境を整えて消化や栄養の吸収能力も上がり、腸内細菌が元気になることで、便通の改善が見込めます。

    それから、塩分を排泄する役割のあるカリウムが470mg含まれており、1日に必要な摂取量の約4分の1を摂れてしまうほどです。

    また、さつまいもの皮にはポリフェノールの一種でアントシアニンという身体がサビてしまうのを防いでくれる成分が入っています。

    身体がサビることから防ぐことを抗酸化と言い、身体を活性させ、ガンなどの生活習慣病予防にも良いとされています。
     

    ブロッコリー

    ブロッコリー

    ブロッコリーは秋野菜の中で、最も栄養のバランスが良いと言われています。

    特にブロッコリーには、紫外線などで傷ついた細胞を癒やして、修復能力を高める働きがあります。

    以下に、ブロッコリーの栄養素をまとめました↓↓↓

     三大栄養素(100gあたり) 
  • 炭水化物:5.2g
  • 脂質:0.5g
  • タンパク質:4.3g
  •  

     主要栄養成分【ビタミン】(100gあたり) 
  • ビタミンA:67μg
    ※1μg(マイクログラム)=0.001mg(ミリグラム)
  • ビタミンB1:0.14mg
  • ビタミンB2:0.2mg
  • ビタミンB6:0.27mg
  • ビタミンC:120mg
  • ビタミンE:2.4mg
  • ビタミンK:160μg
  • ナイアシン:0.8mg
  • 葉酸:210μg
  • パントテン酸:1.12mg
  • ビオチン:9.3μg
  •  

     主要栄養成分【ミネラル】(100gあたり) 
  • カリウム:360mg
  • カルシウム:38mg
  • マグネシウム:26mg
  • ナトリウム:20mg
  • リン:89mg
  • 鉄:1mg
  • 亜鉛:0.7mg
  • 銅:0.08mg
  • マンガン:0.22mg
  • セレン:2μg
  • モリブデン:12μg
  •  

     【その他】(100gあたり) 
  • 食物繊維:4.4g
  •  

     【アミノ酸】(100gあたり) 
  • イソロイシン:130mg
  • ロイシン:210mg
  • リシン(リジン):220mg
  • 含硫アミノ酸:100mg
  • 芳香族アミノ酸:240mg
  • トレオニン(スレオニン):140mg
  • トリプトファン:46mg
  • バリン:190mg
  • ヒスチジン:100mg
  • アルギニン:250mg
  • アラニン:210mg
  • アスパラギン酸:390mg
  • グルタミン酸:710mg
  • グリシン:140mg
  • プロリン:140mg
  • セリン:180mg
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     【効果や効能】 

    ビタミンCやビタミンEが合わさることで、細胞組織を活性化させ、老化を防止しお肌などのアンチエイジングの美容に効果的です。

    なんと、ブロッコリーのビタミンC含有量に至ってはリンゴの約30倍が入っています。

    栄養素が豊富に含まれているので、風邪や冷え性などの予防もできるので、季節の変わり目の秋には外せない野菜ですね。
     

    ごぼう

    ごぼう

    夏から秋や、秋から冬へなど季節の変わり目は、風邪など体調の変化が起きやすいので、ごぼうを食べることで免疫力を高め予防しましょう。

    以下に、ごぼうの栄養素をまとめました↓↓↓

     三大栄養素(100gあたり) 
  • 炭水化物:15.4g
  • 脂質:0.1g
  • タンパク質:1.8g
  •  

     主要栄養成分【ビタミン】(100gあたり) 
  • ビタミンB1:0.05mg
  • ビタミンB2:0.04mg
  • ビタミンB6:0.1mg
  • ビタミンC:3mg
  • ビタミンE:0.6mg
  • ナイアシン:0.4mg
  • 葉酸:68μg
    ※1μg(マイクログラム)=0.001mg(ミリグラム)
  • パントテン酸:0.23mg
  • ビオチン:1.3μg
  •  

     主要栄養成分【ミネラル】(100gあたり) 
  • カリウム:320mg
  • カルシウム:46mg
  • マグネシウム:54mg
  • ナトリウム:18mg
  • リン:62mg
  • 鉄:0.7mg
  • 亜鉛:0.8mg
  • 銅:0.21mg
  • マンガン:0.18mg
  • ヨウ素:2μg
  • セレン:1μg
  • クロム:1μg
  • モリブデン:1μg
  •  

     【その他】(100gあたり) 
  • 食物繊維:5.7g
  •  

     【アミノ酸】(100gあたり) 
  • イソロイシン:40mg
  • ロイシン:50mg
  • リシン(リジン):62mg
  • 含硫アミノ酸:21mg
  • 芳香族アミノ酸:61mg
  • トレオニン(スレオニン):39mg
  • トリプトファン:13mg
  • バリン:46mg
  • ヒスチジン:29mg
  • アルギニン:320mg
  • アラニン:34mg
  • アスパラギン酸:200mg
  • グルタミン酸:79mg
  • グリシン:32mg
  • プロリン:160mg
  • セリン:38mg
  •  

     【効果や効能】 

    食物繊維やポリフェノールなどを豊富に含んでおり、若返りやデトックス効果が見込めるとして、注目されている秋野菜の一つです。

    また、食物繊維を多く含んでいるので、腸内環境を整えて便秘や便秘から来る肌荒れの改善をし、美肌作りに最適です。

    ダイエット時のお助け食材や、血糖値が気になる人は上昇が緩やかになり、結果的に生活習慣病の予防へと繋がります。

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    秋野菜で夏バテ解消!?食べておきたい旬の秋野菜3選とは?のまとめ

    夏バテを解消するために食べておきたい秋野菜の参考になりましたでしょうか?

    夏バテの原因には、様々な要因がありますが、胃腸の働きが弱まることで、身体のパフォーマンスが下がってしまうことがわかりました。

    秋の野菜には、胃や腸の調子を整える働きがあるので、夏の疲れが抜けない人は、秋の野菜を食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。




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