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お中元の時期はいつが適切!?知っておきたいマナーとは?

投稿日:2019年6月8日 更新日:

お中元の時期はいつが適切!?知っておきたいマナーとは?

日本文化の一つである恒例のお中元という行事が、一年間の折り返しの時期にやってきますが、いつ頃に贈ろうかとお決まりでしょうか?

お中元の時期やマナーを抑えて、最低限そのポイントだけでも気をつけ、快適にお中元を受け取ってもらいたいですね。

この記事では、お中元の時期やマナーなどについて解説していきます。

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お中元を贈る時期とは?

お中元を贈る時期とは?

一般的にお中元の時期は、7月始めから7月15日までに贈るのがマナーです。

最近では6月頃からお中元を贈るなど、時期が早まっている傾向も見られます。

また、8月にお盆を行う地域や西日本の方へは、1ヶ月遅れて8月始めから8月15日までに贈る風習になっているようです。

お中元の時期は東日本や西日本のように地域によって違うこともありますので、気をつけたいところです。

もしうっかりして、お中元を贈る時期が遅れてしまっても、打つ手はあります!
 

それは、「暑中御見舞い」や「残暑御見舞い」を上手く使うことです。

7月15日以降から立秋(8月7日頃)までの場合は「暑中御見舞い」として贈り、立秋(8月7日頃)から9月上旬の場合は「残暑御見舞い」として贈れば、問題ありません。

この時に、ちょっとしたマナーとして、会社などの目上の人へ贈る場合がある時は、「御見舞い」という言葉を使わずに「御伺い」と変えて贈ってください。

また例外として、相手が喪中だった場合はお中元を贈るか迷いますよね。

本来、お中元は日頃お世話になっている相手へ感謝の気持ちを伝えるためのものですので、自分や相手のどちらかが喪中だとしても贈ることができます。

ただし、相手の状況を考慮した上で、不幸からあまり日数が経っていないようでしたら、お中元ののし紙は無地にしたり、時期を少しズラすなどをして、できる範囲で相手に配慮をしてあげると良いです。

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お中元の贈り物選びのポイント

お中元の贈り物選びは、何を贈るかの前に、相手の立場に立って良く考えて贈り物を選ぶことが大切だと思います。

ですので、お中元と言っても相手に贈るという意味ではプレゼントするという感覚です。

相手のことをよく知らないと、喜ばれるお中元は贈れないので、可能な限り贈る相手のことを知る努力をすることは、とても大事なことです。

贈り物の値段ではなく、こうした気配りが相手にとって喜ばれ、気持ちの伝わるお中元になることでしょう。

世間一般的に、お中元の予算は3000円〜5000円程度ですが、特に決まりはありませんので、贈る相手によって、お世話になっている度合いで金額を変えるなど、予算に合わせて選ぶと良いでしょう。

もし、何を贈ったら良いか分からないようでしたら、季節を感じられるお中元が良いです!
 

基本的にお中元は夏に贈るものなので、夏の時期にもらったら喜ばれる贈り物を選ぶと受け取る側も嬉しいですよね。

また、お中元を贈る際に失礼に当たってしまう場合があるものとして、履物類は「踏みつける」という意味を持たせるため、特別な事情がない限り避けたほうが無難です。

そして、自分よりも目上の人に贈るものとして、時計や筆記用具など勤勉奨励の意味を持たせるものも、失礼に当たる可能性があるので避けたほうが無難です。

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お中元の時期はいつが適切!?知っておきたいマナーとは?のまとめ

お中元の時期やマナーなどの参考になりましたでしょうか?

大人になると、誰しもある程度のお付き合いはあるので、お中元を贈る場面が多くなり、日頃からお世話になっている近所の人から、企業同士、企業などと関わりのある人まで、たくさんの人がこのお中元の時期に何を贈ろうかと考えるのではないでしょうか。

真剣に考え、自分では良かれと思って選んだ上でお中元を贈ったとしても、それが相手にとって失礼に当たっていたり、時期がズレていて常識のない人と思われないためにも、少しだけ予備知識を身に付け、快適にお中元を受け取ってもらえるようにしたいものですよね。

また、最近では時代の流れで、東日本や西日本といった地域性には関係なく、お中元の時期は7月中旬頃までに贈るようになってきています。

基本的にお中元はお返しの必要がありませんが、もし、お中元をもらったら、礼儀として贈られてきた相手に御礼を伝えたほうが、贈った側もお中元が無事に届いたことを確認できますし、今後のお付き合いも気持ち良く築けていけることでしょう。

最低限のマナーに気をつけることで、お中元での失敗を避けられ相手に失礼のないよう、感謝の気持ちを贈れそうですね。

大人の付き合いに必要不可欠なお中元という行事ですが、贈る側も贈られる側にもマナーがあるので、適当にしてしまったり、安易に考えてしまうと、せっかく築き上げてきた人間関係を壊してしまうかもしれないので、マナーやポイントをしっかりとおさえることで、より良い人間関係を保っていきましょう。




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