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肺腺がんという病気はどのような症状なのか?

投稿日:2017年6月15日 更新日:

肺腺がんという病気はどのような症状なのか?

数々のテレビドラマなどで活躍した女優の野際陽子さんが、2017年6月13日に肺腺がんのため亡くなったというニュースが流れました。

2016年4月に一部の報道で、2014年に肺がんを患い治療し、2015年に再発し腫瘍の摘出手術をされていたそうです。

この記事では、肺腺がんとはどのような病気なのかについて解説していきます。

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肺腺がんとは

肺腺がんとは、肺の気管支の細い末梢部分である分泌腺に発症することが多く、肺がんの中の一つに肺腺がんがあります。

肺がんには扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)、小細胞がん、大細胞がん、腺がんの4つに分類されています!
 

肺がんの中でも、約60%を占めていると言われている肺腺がんは、日本において肺がんの中で一番、発症する確率が高い疾患となっています。

また、男女の発症率を比べてみると、男性よりも女性の方が多く発症しており、年々増加傾向にあります。
 

肺腺がんの症状

肺腺がんの症状

肺腺がんの症状は、進行するまで初期段階ではなかなか自覚症状が出ないことがほとんどで、腫瘍が大きくなってきた頃に様々な症状がみられるようになってきます。

以下に、肺腺がんの代表的な症状をまとめました。

 早期から中期の症状 
  • 咳込む頻度が増え、息切れしやすい
  • 風邪を引いたような空咳が長く出る
  • 痰が出るようになって量も増えてきた
  • 血が混じる痰が出るようになった
  • 咳をした際に胸が強く痛み長く続く
  • 肺炎や気管支炎を起こしやすい
  • 食べ物が飲みこみづらい
  • 食欲がなくなり急に体重が減った
  • 顔や首付近のむくみが多い
  • 全身がだるく疲れが抜けない

 

 中期から末期の症状 
  • 空咳が長期間にわたり止まらない
  • 呼吸をするたびにぜいぜいと音がする
  • 血の痰を吐くようになる
  • 腕や胸、肩がしびれてくる
  • むくみが取れなくなる
  • リンパ節が痛むことで激痛が起き全身がだるい

 

肺腺がんをわずらっている人は、上記にあげた症状が日に日に強く目立ってくる場合は、肺腺がんがさらに進行している可能性が強いです。

重複して言いますが肺腺がんは、初期症状が出づらく早期の段階で発見されにくいという性質があります。

また、肺腺がんが進行して行った場合は、治療法を見直したり緩和治療を強化するなどの方が良いこともあるので、まだこれくらいなら大丈夫だろうと自分なりの判断で我慢をしないで、かかりつけの医師に相談し診断を受けた方が良いでしょう。

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肺腺がんの特徴

肺腺がんの大まかな特徴を以下にまとめました。

  • 初期症状が出にくく早期症状ではほとんど自覚が無い
  • 女性ホルモンとの関係が高く、男性より女性の方が発症率が高い
  • 喫煙との因果関係は薄く、非喫煙者もかかりやすい
  • 肺の末梢部にがん腫瘍ができやすい
  • 進行の速度がとても速く転移しやすい
  • 化学療法や放射線療法が効きにくい

 
このように、肺腺がんは肺がんの中でも非小細胞肺がんの一種で、発生頻度も喫煙率の低い女性の方が高く、非喫煙者の方にも多く発症するなど、喫煙との因果関係が薄いという特徴があります。

非小細胞肺がんとは?

肺がんは一つだけでなく、いくつかの種類がありますが、大きく分類すると小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つに分けられます。

非小細胞肺がんに分類されるのは、扁平上皮がん、大細胞がん、肺腺がんの3つとなっています。

 
肺腺がんは、気管支の細い部分である肺の末梢部に腫瘍が出来ることが多いため、肺門部と呼ばれる胸の中心にある太い気管支に、がん腫瘍が発症する確率は低い傾向にあります。
 

肺腺がんの発生率と生存率

肺腺がんの発生率と生存率

肺腺がんは、肺がんの約60%を占めているといわれているがんの一種で、日本において発生する頻度が高い疾患となっています。

肺腺がんの発生率を男女別に比較してみると、男性の肺腺がんの場合は全体の約40%に対し、女性の場合は全体の約70%となっており、年々この数値は男女共に増加の傾向にあります。

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肺腺がんの5年生存率

肺腺がんの5年生存率は、病期とがんの種類によって割り出されます。

以下に、肺腺がんの5年生存率を簡単にまとめました。

  • ステージⅠ:手術後の5年生存率は約70~80%
  • ステージⅡ:手術後の5年生存率は約50~60%
  • ステージⅢ:手術後の5年生存率は約30~40%
  • ステージⅢ:放射線・化学療法後の5年生存率は約15~20%
  • ステージⅣ:化学療法後の1年生存率は約50~60%

 

がん細胞が最初に発生した場所から、血管やリンパ管に入り込み、血液やリンパ液の流れに乗って他の臓器や器官に移動し増殖が認められるステージⅣでは、手術を行うことが非常に困難なため、本来の5年生存率という表記ではなく1年生存率で公表されることがほとんどです。

ステージⅣになってしまうと約半数の患者が、抗がん剤治療を行っても1年間も持たず、生存していられない結果になります。

肺腺がんに限ったことではありませんが、がんは早期発見が第一ですので、早く発見できればそれだけ生存率も確実に上がるわけなので、肺腺がんをわずらっても5年生存率の数字に負けない根気強さで、完治させたいものですね。
 

肺腺がんという病気はどのような症状なのか?のまとめ

最近、多くの芸能人や有名人が色々な病気をわずらったり、ガンと闘病しているのを耳にする機会も増えて来たのではないでしょうか。

今回、女優の野際陽子さんを襲った肺腺がんも、肺がんの中で女性の方に最も多く、日本において肺がんをわずらっている過半数前後が肺腺がんです。

がんの中でも肺がんの種類は非常に重要で、どんな種類なのかによって性質が大きく違い、比較的進行の早い肺腺がんは発見が遅れてしまうと、あっという間に命の危機にさらされてしまいます。

また、肺腺がんは喫煙をしない人でも発症する確率の高いがんの一種なので、不測の事態に備えて定期的ながん検診や健康診断、人間ドッグなどを受け早期発見や早期治療ができるように日頃から意識を高く持っておきたいものですね。

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