ゴーヤと言えば、ゴーヤならではの苦味が大人の野菜のイメージですが、美味しいゴーヤの選び方や保存方法をご存知でしょうか?
美肌を保つのに必須であるビタミンCがたくさん含まれており、美容だけでなく夏バテなどにも効果的なゴーヤは人気の高い夏野菜です。
この記事では、ゴーヤの選び方と保存方法について解説していきます。
記事の内容
ゴーヤの上手な選び方
ゴーヤの選び方のポイント
以下に、美味しいゴーヤの上手な選び方のポイントをまとめてみました↓↓↓
- まんべんなく全体的に太くて、それほど大きくはないゴーヤを選ぶ
- ズシッとした重みがあり、硬いくらいのハリとツヤ感があるゴーヤを選ぶ
- ふっくらとしていて、寸胴(ずんどう)なゴーヤを選ぶ
- くっきりとしたイボイボが密集しているゴーヤを選ぶ
- ゴーヤ全体が鮮明な濃い緑色で、先端の色が変わっていなくて尖っているゴーヤを選ぶ
新鮮なゴーヤを選ぶときには、表面のイボイボと緑の鮮やかさに注目しましょう。
新鮮であればあるほど、もちろん栄養価が高く、それだけ強い苦味のあるゴーヤになります。
逆に、薄い緑色で、大きめのイボがあるゴーヤは、苦味はわりと弱いようですが、ゴーヤが成長して熟しはじめているサインでもあります。
苦味の強弱は、好みによって選んでも良いかもしれませんが、先端が太くなっているゴーヤは収穫時期が過ぎていたり、先端が変色しているゴーヤは枯れてきているものになるので、選ばないように気を付けると良いでしょう。
ゴーヤの効果的な保存期間と保存方法
常温での保存方法
常温保存の場合の保存期間は、以下の通りです↓↓↓
【常温保存の場合】- ゴーヤそのままの状態:夏冬ともに1日~2日間
- ゴーヤを下処理した状態:冬であれば3日~4日間
ゴーヤを保存するのに最適な温度は、わりと低めの5℃~10℃です。
5℃以下で保存すると、低音障害を引き起こしてしまう野菜のため、常温のままでゴーヤを保存すると2日か3日でシワシワになり、たちまちゴーヤ自体は緑色から黄色へ、中にある種は赤く変わって、栄養も味も落ちるので要注意です。
とりわけ、ゴーヤの旬である夏はとても気温が高くなり、常温保存には難しい季節ですので、基本的にはおすすめできません。
やむを得ず、冷蔵保存ができない場合には、以下の方法で保存すると良いでしょう↓↓↓
- ゴーヤを縦に半分切る
- ゴーヤの中にある種とワタを取る
- ゴーヤをキッチンペーパーや新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて、陽の当たらない場所で立てて置く
このように保存しておくと、少しは長持ちしますが、それでも冬で最大4日間しかもたないので、ゴーヤを常温保存するなら一晩くらいにして、以下にご紹介する方法で保存するのが最適ではないでしょうか。
冷蔵での保存方法
冷蔵保存の場合の保存期間は、以下の通りです↓↓↓
【冷蔵保存の場合】- ゴーヤそのままの状態:2日間
- ゴーヤを下処理した状態:最大でも1週間
ゴーヤ丸ごと1本を一度の食事で使い切るのも難しいかと思うので、冷蔵庫での保存がおすすめです。
常温保存よりも、冷蔵保存の方が保存期間が延びるだけでなく、栄養素の劣化も遅らせることができたりと、最適な方法で保存していれば、最大で1週間ほどは劣化せずにゴーヤが食べられちゃいます。
以下に、冷蔵での保存方法をまとめてみました↓↓↓
- ゴーヤを縦に半分切る
- ゴーヤの中にある種とワタを取る
- ゴーヤをきっちりとラップで包む
- ゴーヤをキッチンペーパーや新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて、野菜室で立てて保存する
ゴーヤ全体にピタッと密着させるようにラップで包む前に、ゴーヤ表面についている汚れや水分をそっと拭き取っておくことがポイントです。
ゴーヤは、保存温度に気を付けるだけでなく、水分量も気にしなければならないため、1週間ほどの保存期間であれば冷蔵保存でも大丈夫ですが、それ以上の長期保存させたい場合には、冷凍での保存方法が適しています。
冷凍での保存方法
冷凍保存の場合の保存期間は、以下の通りです↓↓↓
【冷凍保存の場合】- 1ヶ月~最大でも2ヶ月間
ゴーヤを保存する上で、保存期間や栄養のことのみで考えたら、最適なのは冷凍保存ではないでしょうか。
ただし、難点なのはゴーヤを下処理せずにそのままの状態で冷凍すると、解凍した後にとても苦味が出てしまうことと、非常に柔らかくなる野菜ゆえに綺麗に切りづらいということです。
以下に、冷凍での保存方法をまとめてみました↓↓↓
- ゴーヤを縦に半分切って、中にある種やワタを取る
- ゴーヤを使うサイズに切る
- ゴーヤを少し塩でもんで、5分くらい置いておく
- ゴーヤを30秒ほど茹でて、水気をしっかりと取る
- ゴーヤを密封できる袋に入れて、きちっと空気を抜いてから冷凍庫で保存する
もうちょっと鮮度を高く保ちたい場合には、薄切りなど使うサイズに切った後にサッと茹でたり、炒めたりしてから冷凍保存すると良いでしょう。
ちなみに、塩でもむ理由としては苦味を軽減させるためなので、ゴーヤ1本に小さじ1杯の塩でもむのがベストです。
乾燥での保存方法
乾燥保存の場合の保存期間は、以下の通りです↓↓↓
【乾燥保存の場合】- 乾燥後、冷蔵保存の場合:2ヶ月間
- 乾燥後、冷凍保存の場合:6ヶ月間
ゴーヤを乾燥させることで栄養価を凝縮することができて、ゴーヤが持っている栄養を最大限に活かせます。
下処理に多少の時間は要しますが、ゴーヤを乾燥させてから冷凍で保存しておけば、夏が旬のゴーヤでも秋や冬にも美味しく食べることができますよね。
以下に、乾燥での保存方法をまとめてみました↓↓↓
- ゴーヤを縦に半分切って、中にある種やワタを取る
- ゴーヤを薄く切って、少し塩でもむ
- ゴーヤをザルや網などに並べて、2日~3日天日干しをする
- ゴーヤを密封できる袋に入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存する
ちなみに、密封できる袋に入れるときには、ゴーヤと一緒に乾燥剤を入れると、更に安心して保存できます。
乾燥保存の場合は、30分~1時間ほど水にさらしておくと、生の状態のゴーヤのように調理できるため、比較的時間があるときにはオススメの保存方法です。
ゴーヤの上手な選び方とは!?ゴーヤの保存期間と効果的な保存方法のまとめ
ゴーヤの上手な選び方と効果的な保存方法について、参考になりましたでしょうか?
ゴーヤは、苦味が特徴的な健康食材として全国的に広まって、スーパーでも見かける食材となり、女性を中心に人気が高く、広く親しまれている野菜になってますよね。
ゴーヤの栄養素など、もう少し知りたい方は以下の記事も合わせて見てみてください↓↓↓
>>ゴーヤとは!?ゴーヤにはどんな栄養素が含まれているの?
ゴーヤは実だけでなく、種やワタも食べられるので、捨てずに全て余すことなく食べ尽くしちゃってみてはいかがでしょうか。