スマホの普及により便利で快適になっている事とは裏腹に、新しく現代病ともいえる病が増えていることをご存知でしょうか?
いつの間にか携帯電話からスマホへと時代が移行している近年ですが、急激なスマホの普及により、人々の生活習慣を変えるほどの威力があるのがスマホです。
この記事では、スマホ依存症の症状や対策方法を解説していきます。
記事の内容
スマホ依存症とはどういう状態なの?
一言でいうならば、スマホを四六時中触っていないと、いてもたってもいられなくなり不安に押しつぶされてしまう人のことを言います。
日本だけの問題かと思っていましたが、実は世界中でスマホ依存症は問題となっており、人とのコミュニケーションよりスマホのことが気になって気になって、目の前の人に失礼な態度を取ってしまうケースに陥り、コミュニケーションに支障が出てしまうという問題があります。
ある研究結果では色々な中毒症状がある中で、例えば、アルコール中毒者や薬物中毒者の脳の状態とスマホ依存症者の脳の状態は、ほとんど同じくらいに損傷しているとのことです。
スマホ依存症になるのはなぜか?
スマホ依存症の原因として割合が高いのが、インターネットの環境要因です。
今では主流となっているSNSを始め、スマホゲーム、動画などが気になり、スマホを手放せなくなっている人も多いのではないでしょうか。
特に、LINEは既読スルーをすると仲間はずれされるのではないかと脅迫性があり、恐怖感からコメントしなきゃ!という義務感を感じてしまいます。
その他の要因としては、家庭環境や社会環境も挙げられます。
一概には言えませんが、例えば、家族とのコミュニケーションが少なく普段から楽しく過ごせていない事から、一人で過ごすことが多い人や、気が合う友達がいない人、家以外の安心する居場所がない人等の精神的ストレスなどが、スマホ依存症の原因として確率が高く挙げられます。
スマホ依存症の特徴的な症状とは?
疲れ目になる
スマホの画面が大きくなったとはいえ、文字を見たりする時は、まだまだ小さく感じます。
その小さい文字をジーッと見ていると、長い時間であればあるほど非常に目が疲れます。
この疲れ目が慢性化されると、視力の低下にも繋がりますので、適度に目を休める工夫をしましょう。
肩凝りや頭痛が多い
意識しないとスマホを見る時に猫背になってしまうことがあります。
猫背の人に多く見られるのがストレートネックという、首が真っ直ぐに変形してしまい、肩凝りや頭痛、血行不良など様々な症状が出てきます。
不眠症
スマホの画面から出る光はブルーライトと呼ばれ、睡眠の質やリズムを狂わす原因の光です。
睡眠の質を高める方法については、以下の記事も合わせて参考にしてみてください↓↓↓
👉睡眠の質を高めるためには?レム睡眠とノンレム睡眠を理解しよう!
寝る前にスマホを見ていると眠りにくい状態になるので、寝たい1時間前にはスマホの使用は極力避けたいところです。
スマホ依存症度合いのチェック
もし、自分がスマホ依存症なのかを確認したければ、数日スマホを使わないで生活を送ってみてください。
その生活を送った結果、精神面や身体的に何らかの違和感や異常が出た時は、スマホ依存症かも知れないです。
もしくは、スマホ依存症のチェック項目に該当するものがあるのかで、自分はスマホ依存症なのかをセルフチェックしてみてはいかがでしょうか。
簡単にスマホ依存症のチェック項目を紹介しますので、セルフチェックをしてご自身の状況と当てはめてみてください。
いかがでしたか?
10〜14個にチェックが付いた方はスマホ依存症の予備軍かもしれませんので要注意です。
15個以上にチェックが付いた方は完全にスマホの虜に陥っているのでスマホ依存症レベルが高いです。
どのようにスマホ依存症の対策をするの?
上記のセルフチェックで10個以上にチェックが付いてしまって、どうしたら良いのかと困っている人のために、気軽にできるスマホ依存症の予防と対策法を紹介します。
いかがでしたか?
何もしてはいけないとかスマホを使ってはいけないというのは、いずれ我慢の限界が来ます。
なので、少しずつ少しずつ制限をかけていけば良いので、上記のできる項目からやってみてはいかがでしょうか。
スマホ依存症は現代病の象徴!?症状や対策方法とは?のまとめ
急激に増加したスマホの普及により、今まで携帯を使わなかった人でも気軽にインターネットやアプリが使えるようになり、知らず知らずのうちにスマホの虜になってしまっている人も多いかもしれません。
スマホは我々の日常生活の中では、なくてはならない必須アイテムの一つにランクインしてきて、生活を送るのにより一層便利で快適に過ごせるように進化し続けています。
その一方で現代社会において、このスマホ依存症がとても増えていて、様々な場面において悪影響を及ぼし、日常生活に支障が出てきてしまっている人も増加傾向にあります。
今はスマホ依存症じゃない人も、自分ではスマホ依存症と思っていなくても、予備軍の可能性や依存症になってしまう可能性のある環境の中で、生活を送っているので注意したいところです。
ですから、常日頃からスマホを触る頻度や時間を意識して、目の前にいる人とのコミュニケーションを大切にし、スマホ依存症とは無縁でありたいですね。
スマホを賢く使いこなし、スマホに使われないように自制心を持ちたいものです。